本当に読み取り作業がラクになる
AI OCRとは?
AI OCR徹底比較ガイド
DynaEye 11

DynaEye 11はどのような特徴を持ったAI OCRツールなのでしょうか。ここでは、DynaEye 11の概要や機能、料金プラン、口コミ・事例、FAQなどを解説します。
DynaEye 11とは
DynaEye 11は、1997年の販売開始以来、自治体・製造・医療など幅広い業種で累計8,500社以上に導入されているAI-OCRソフトウェアです。
AI OCRエンジンを強化することで文字認識精度99.2%を実現しており、手書き文字・活字・バーコードなど幅広い文字種に対応しており、癖の強いフリーピッチ日本語手書き文字や枠外にはみ出した記入、取り消し線や押印を含む記入など、認識が困難な文字も高精度に読み取ることができます。
帳票定義は読み取りたい領域を選択して認識対象の形式を選ぶだけで完了。非定型帳票の場合は項目名を定義するだけで読み取り位置を自動で認識するため、専門知識がなくても直感的に操作できます。
また、オンプレミス型なのでデータが外部に送信されることがなく、個人情報などの機微情報を扱う業務でも安心して利用できます。
DynaEye 11の特徴
スピーディに作業が可能
DynaEye 11は、大量の帳票処理でも待ち時間なくスピーディに作業を進められる設計になっています。
OCR処理が完了した1ページ目からすぐに確認作業を開始できるため、すべての処理が終わるまで待つ必要がありません。大量処理時でも業務を止めることなく並行して確認作業を進めることができ、全体の処理時間を短縮できます。
また、2つの異なるOCRエンジンによる認識結果を自動で突合するベリファイOCR機能により、認識結果が一致しない項目のみを目視で確認する効率的な運用が可能です。これにより、確認作業の負担を軽減することができるでしょう。
使いやすい設計
担当者が使いやすい設計であり、導入後すぐに運用を開始できる点が特徴です。
帳票定義は読み取りたい位置をクリックして文字種や属性を選択するだけで完了する直感的な操作画面を採用しており、製品知識や操作経験がない方でも画面上のガイドに従うだけで簡単に設定できます。自治体向け帳票やヒサゴ帳票のOCR定義テンプレートも無料で提供されているため、1項目ずつ定義する手間なくすぐに利用を開始できます。
また、管理者向けの「定義画面」と作業者向けの「運用画面」を分けて提供しており、運用画面は日常業務に必要な機能に限定されているため、作業者が誤ってOCR定義を変更・削除してしまうリスクを防ぐことができます。
DynaEye 11の料金プラン
AI OCR機能があるプランの料金は以下です。
| 製品名 | ライセンス名 | 価格(税抜) |
|---|---|---|
| DynaEye 11 Entry AI-OCR | 初期ライセンス(1年目) | 2,016,000円/年 |
| 継続ライセンス(2年目以降) | 336,000円/年 | |
| DynaEye 11 Entry Lite AI-OCR | 初期ライセンス(1年目) | 1,008,000円/年 |
| 継続ライセンス(2年目以降) | 168,000円/年 | |
| DynaEye 11 Entry AI-OCR 生成AI連携オプション |
6,000ページライセンス | 84,000円/年 |
| 15,000ページライセンス | 210,000円/年 |
DynaEye 11の口コミ・事例
DynaEye 11の口コミや事例には以下のようなものがあります。
年間16万人の問診票処理を自動化
愛媛県松山市に拠点を置く順風会 健診センターは、年間約16万人が受診する大規模な健診施設です。利用者が持参した手書きの問診票をスキャンし、DynaEye 11でチェックボックスと数字を自動読み取りして健診システムに連携する運用を2016年から導入しています。
この仕組みにより、問診時にドクターがPCで利用者の情報をリアルタイムに確認できるようになったとともに、誘導支援システムとの連携によって検査の呼び出しと巡回がスムーズになり待ち時間の短縮と稼働率の向上を実現できたとのことです。
年間75時間の業務削減を実現
大塚商会では、社員の源泉徴収票や財形の利子補給通知書の情報をExcelへ手入力し、課内でダブルチェックする運用に多くの時間を要していました。特に繁忙期にチェック作業が重なることが課題となっていたため、2025年3月に「DynaEye 11」を導入。
導入後は、スキャンしたPDFをAI-OCRで自動読み取りしてCSV出力する運用に切り替えました。その結果、入力からチェック・システム登録までを1名で完結できるようになり、源泉徴収票で年間約50時間、利子補給通知書で約25時間の業務短縮を実現できたそうです。データ化によって在宅勤務での対応も可能になり、役職者が単純なチェック作業から解放されるなど、組織全体の業務効率化につながっているとのことです。
AI OCRで帳票返却ゼロを実現
福井銀行は、福井県内17自治体と連携し、日本の金融機関として初めて「納付書や領収済通知書の現物を自治体に返却しない公金業務」を2024年4月に実現しました。帳票のイメージデータをクラウド上で共有する仕組みを導入したことで、帳票の輸送・仕分け・発送にかかるコストを大幅に削減し、自治体側でも帳票保管の負担が軽減されたそうです。
一部の自治体から高解像度イメージデータの提供と集計表作成の要望を受けた際には、集計のためのOCR処理に「DynaEye 11」を活用するフローを構築して対応。40桁に及ぶ数字コードの読み取りも高精度で処理でき、手書きと印字が混在する帳票にも対応できる点が評価されています。
DynaEye 11のFAQ
- 手書きのメモは読み取れる?
- 備考欄やメモ欄のように、文字枠が無いものに記入した文字は読み取れません。
- 購入前に機能を試すことはできますか?
- 可能です。60日間無料の「無償評価版」が用意されています。
- 縦書きの文字は読める?
- 縦書きには対応していないが、縦に1桁づつ文字枠を並べた帳票であれば読み取り可能。
- 「Entry」と「SDK」の違いは?
- 「Entry」はそのまま業務ですぐに利用したい方向けで、「SDK」は自社のシステムにOCR機能を組み込んで自由にカスタマイズしたい開発者向けです。
- サポートサービスの内容は?
- Eメールによる問い合わせ対応や無償レベルアップサービス、次期バージョンへの優待価格でのバージョンアップサービスがあります。