
本当に読み取り作業がラクになる
AI OCRとは?
AI OCR徹底比較ガイド
eas
AI OCRの「eas」とはどのような機能や特徴があるサービスなのでしょうか。ここでは、easの特徴や機能、料金プラン、口コミなどを解説します。導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
easとは
easは、株式会社うるるBPOによって提供されている、AI-OCRとクラウドオペレーターを組み合わせた書類データ化サービスです。
AI-OCRによる自動認識と、45万人規模のクラウドオペレーターによる人的補完を併用することで、従来のOCRでは難しかった複雑な書類でも最大99.98%の高精度でデータ化を実現しています。
書類の収集やアップロードを代行する入稿サービスや、基幹システムに合わせたデータ整形、希望納期でのデータ化サポート、精度向上のためのスタッフ支援、さらにSaaSとのAPI連携など、導入後のサポートも充実しています。
easの特徴
easにはどのような機能や特徴があるのでしょうか。
AI-OCR+オペレータ
easの最大の特徴は、AI-OCRと約45万人のクラウドオペレータを組み合わせた独自の仕組みにあります。AIによる文字認識だけでなく、クラウド上のオペレータが分散処理を行うことで、従来のAI-OCRでは困難だった複雑な帳票や特殊なレイアウトの書類でも正確にデータ化が可能です。
また、データ化のプロセスは導入企業が修正する手前までeas側で完結する仕組みになっています。そのため、企業側の手間を最小限に抑え、即座に業務に活用できる状態でデータを受け取ることができます。
さらに、複数のオペレータによる確認・修正を組み合わせることで、誤記や見落としが許されない重要な項目や書類でも安心して利用できる点も大きな強みです。
万全のセキュリティー体制
easはセキュリティ面でも徹底した体制を整えています。インフラには、厳格なコンプライアンス要件に対応したAWSを採用しており、セキュリティを最優先にした環境でサービスを提供しています。
オペレータによる作業は、帳票の一部を項目ごとに切り取った画像を使って行われるため、個人情報が特定できない仕組みになっています。さらに、入力はeas専用のシステム上でのみ可能で、情報漏洩のリスクを最小限に抑えています。
これまでに29,827件の案件を取り扱っていますが、大きなインシデントは一度も発生していません。システム面でもサーバー・データベース・ストレージを顧客ごとに分離して運用するなど、万全のセキュリティ体制を実現しているので安心です。
周辺業務を代行
easは単なるデータ化にとどまらず、周辺業務まで幅広く代行できる点も大きな特徴です。
企業側で手間のかかる書類のアップロード作業を代行するほか、必要に応じて書類の収集段階からサポートしてもらうことも可能です。そのため、現場担当者の負担を大幅に軽減し、本来の業務に集中できる環境を整えられます。
さらに、データを基幹システムや業務システムに取り込む際に必要となる「項目の並び順の調整」や「フォーマット統一」もeas側で対応。各企業のシステムに合わせた形で納品されるため、編集作業を減らすことができます。
easの料金プラン
easの料金プランは以下のようになっています。
読み取り方法 | コスト |
---|---|
① AI-OCR | 1項目0.2円 ※100項目なら2円 |
② OP1名 | 1文字0.2~0.5円 ※1項目に平均5文字程度なら1~2.5円 ブランク時は1文字分 |
③ OP2名一致 | ②の2倍 |
④ OP3名一致 | ②の3倍 |
⑤ OP4名一致 | ②の4倍 |
⑥ AI-OCRとOPの2データ一致 | ①+② |
⑦ AI-OCRとOP1名の混在 | ②+① |
⑧ AI-OCRとOP2名一致の混在 | ②の3倍 |
⑨ AI-OCR→OP校正チェック | ①+② |
easの口コミ
申込書の処理を改善
ジャパンベストレスキューシステム株式会社では、不動産会社から毎日届く大量の申込書を手入力で処理しており、繁忙期には残業や採用コストが大きな負担となっていました。
その解決策としてAI OCRツール「eas」が導入されました。手書きでも高精度に読み取れる点や複数人チェックによる信頼性が評価され、採用・育成コストの削減や不備率の可視化による業務改善につながりました。
現在は月1回程度の利用ながら、今後は繁忙期や他の手書き書類にも活用を広げ、人員に依存しない体制づくりを目指しているとのことです。
予約管理表を効率化
日本介護システム株式会社では、施設からFAXで送られてくる手書きの予約管理表を管理部で手入力しており、処理件数には限界があり訂正対応も多く、日々の業務負担が大きな課題となっていました。フォーマットが施設ごとに異なる書類にも柔軟に対応でき、過去の注意点を反映しながら精度を高められる点から、easを導入しました。
導入後は作業工数と人的コストが約半分に削減され、スタッフは雑務から解放されてコア業務に集中できるようになったそうです。今後は予約管理表以外の手書き書類にも活用を広げ、業務全体の効率化と人員に依存しない体制づくりを進めていく方針とのことです。